保存したファイルが見えるのに、そこには存在しない

2011年12月2日

Windows7の64ビット版なんですが、あるアプリケーションにて保存したファイルが、そのアプリケーション以外のエクスプローラではファイルが見えないという現象に悩まされました。
ファイルが見えているときは鍵のマークが付いているので、普通と違うということは判別できるのですが、このファイルを別のコンピュータにコピーできません。
読み取り専用の設定あたりやら、所有権やらをいじろうとしても、ファイルが存在しないとメッセージが出てきます。
ファイルのアイコンが表示されているのにファイルがない。これ如何に?

それもそのはず、VirtualStoreの機能によって、実際のファイルは
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\
以下に保存されていたのでした。
アプリケーションから開いた時だけ、あたかもC:\Program Files (x86)\以下のフォルダにファイルがあるように見せかけているだけのようです。
WindowsVistaではこんな動作じゃなかったような気がするのですが…
とにかく、C:\Program Files (x86)\以下にファイルを保存しようとするアプリケーションには注意しないといけないですね。