矩形波のUPSとPFCの電源を組み合わせてはいけない

2012年2月24日

最近になるまで知らなかったですが、PFCのような、力率を改善する電源に矩形波を流すと、電源の故障の原因になるそうです。
それを知って、矩形波でバックアップする古いUPSを、正弦波でバックアップできるUPSに交換しました。

新(写真右)
OMRON BY50S
旧(写真左)
OMRON BZ50LT

昔はわざわざ長寿命バッテリを選択しましたが、今は長寿命が標準のようです。本体の重量は1.2kg重くなりました。
高さは高くなりましたが、幅がスマートなので、置きやすいのと、コンセントが上を向いていないので、ダミーのプラグで埃の対応をしなくても良くなりました。
BZ50LTは、本体の横にボタンとLEDが付いていただけですが、BY50Sは、フロントにボタンと状態表示用の7セグLEDがあるので、操作しやすくて良いです。

これで、パソコン2台と、HDDレコーダー、玄箱(NAS)、イーサネットハブ、無線親機をバックアップします。
計測していませんが、機器をフル稼働させると、消費電力がギリギリかもしれません。
瞬停やブレーカーが落ちた時の短い時間のバックアップを目的としているので、パソコンとUPSは接続しません。

古いUPSは捨てずに、離れた場所にあるADSLモデムをバックアップするために使います。
これで、電源が落ちても数分間はネットワークが生きます。
BZ50LTには電話線のサージキラー機能もあるので、ちょうど良かったです。

ハードUPS,電源

Posted by minidora