Facebookのデータをダウンロードしたら情報収集されたデータも出てきた
Facebookに投稿した写真や文章をダウンロードできるということを知って早速してみました。
手順や内容は2014年4月16日のものです。
パソコンのブラウザでFacebookのページにログインして右上のアイコンをクリックして「設定」を選択します。
「アーカイブをダウンロード」を選択すると、パスワードの入力ボックスが出ます。
パスワードを入力すると準備が完了次第メールで連絡する旨のメッセージが出ます。
メールのリンクをクリックして「アーカイブをダウンロード」を選択します。
またパスワードの入力ボックスが出るので入力するとダウンロードができます。
2年間使っていますが、zip形式で圧縮されていて15MB程度でした。
ダウンロードしたファイルを解凍してindex.htmlを開くと、情報を見ることができます。
写真はphotosに入っていますが、サイズは843×474とか800×600に縮小されて保存されているようです。
以前試しに投稿した動画まで入っていました。こちらは400×300でした。
index.htmを開くと最初に自分のプロフィールが表示されます。
これは自分で登録した内容なので、想定の範囲内です。
いつ登録したのかなんてすっかり忘れていましたが、ここで確認できます。
「写真」の項目はアルバムごとに分かれていて、ご丁寧に1枚ごとにExif情報と投稿内容まで書かれています。
これも一般的に知られていることなので、想定の範囲内です。
ペイントで編集した写真でもExifが残っていて、勉強になりました。
なぜか写真の日付がくるっています。
「セキュリティ」にはアクセスした膨大な履歴が入っていました。
日付やIPアドレス、ブラウザ情報が記録されています。
IPから推定される位置、なんてものまで記録されていました。
最高裁判所とかとんでもない位置の座標もありましたが、いくつかの座標は携帯のGPSなのか、通勤に使う道の座標とか混ざっていました。
「連絡先情報」には、携帯電話の電話帳のデータがありました。
具体的には名前と電話番号とメールアドレスなんですが、知らない間に同期されていました。
あんまり気持ち良くないので、削除しておきました。
インポートした連絡先をすべて削除
「広告」ってなんだろうと思って開いたら、広告のキーワードと、いつ何の広告をクリックしたのか記録されていました。
普段は広告はクリックしないですが、たまたま出会い系の広告をクリックしたことが記録されていて恥ずかしい…
「写真」の一番下には「顔認識データ」なんて項目までありました。
これだけ見ても何の値なのかわかりません。
サンプル数ってのはタグ付けされた数でしょうか。
単にFacebookのバックアップをとるつもりだったのですが、興味深い様々な情報を取得できました。
これが全てでは無いと思いますけど、こういう情報を利用してFacebookが成り立っているんですね。
悪用されないことを願うばかりですが、わざわざ使わない人が居るのも頷けます。