サークルKサンクス上場廃止
今月16日、ユニーがサークルKサンクス(サークルKS)に対して株式公開買付(TOB)を発表しました。
サークルKSの47.28%の株を保有しているユニーは、4月2日までにすべての株を買い取り、完全子会社とするそうです。
買付価格は1株1780円、2009年以降に買って保有している人は、この価格よりも安く買っているので勝ち組です。
おめでとうございます。
さて、それ以前に買って保有している人は、悲惨です。
何を隠そう、サークルKSの上場史上、ほぼ最高値の2950円で100株買っているんです。
まだ、株の売買を初めて半年の、2006年1月26日のことでした。
さらにトチ狂って、同年5月23日にも2600円で100株を買っていました。
あのときは何の根拠もなく、株価上昇を願って追加で買うなんて、無知すぎました。
結局、その後も株価は下がり続けました。
手数料込の平均取得額、2780円の200株は、塩漬けになってしまい、細々と優待と配当を受け取っていたところへ、今回のTOBです。
しかも、今月末にあるはずだった優待と配当は、直前で廃止になってしまう始末。
TOBに申し込まなくても強制的に買い取られてしまうので、損失が確定してしまいました。
TOBの買付価格との差がちょうど1000円なので、損失額が算出しやすいです。
20万円の損失は大きいです。過去の株の売買益の6割弱をもっていかれます。
いやはや、高い勉強代でした。
見かたを変えれば、資産を整理する良い機会になりました。
手元に残る35万円を含めて、利益を出して取り返せばいいだけなので。
むしろ、9万円くらい高く買い取ってくれたと思わなければ、株なんてやっていけません。