無加水鍋と100均干しかごで作る干し芋
ずっと狙っていた無加水鍋。
今年の夏、パソコンのハードディスクを4,000円で売った帰りに立ち寄ったホームセンターにて。
アイリスオーヤマの26cm浅型が4,500円で在庫処分になっていたので、少し足して即決で購入しました。
それからというもの、ほとんどの料理はこの鍋で済ませるようになりました。
味噌汁やカレーみたいな何日も鍋を占有するものには使いませんけど、フライパンや雪平鍋は全く使わなくなりました。
季節は秋になり、スーパーにサツマイモが並び、無性に干し芋が食べたくなったので作ります。
天気予報を見て、数日天気が良いことを確認することを忘れずに。
無加水鍋と言っても、サツマイモのような素材は水分が出にくいので、水を適量加えます。
以前、トウモロコシを茹でるのに水を加えずに加熱したら、焦げただけの悲惨な状態になったので。
蓋を閉めてダイヤルは蒸気が抜けないように。
この鍋はセラミックが遠赤外線を出すので、甘くてねっとりしたふかし芋ができるはずです。
鍋が熱くなるまで中火、その後弱火にして20分、火を止めて20分蒸らしました。長くじっくり加熱です。
少し冷まして、まだ温かいうちに皮をむき、1cm位の厚さにスライスします。
柔らかいので、つぶさないように慎重に。
包丁ってのは刃先を拡大するとノコギリのようなので、押し切ろうとしないでノコギリのように前後に切ると良く切れます。
ためしてガッテン 研がなくても切れた!包丁テクニック感動編
スライスした芋はダイソーで売っていた野菜干しネットに並べて物干し竿に。
夜は露が降りるので室内に取り込み、次の朝にまた干します。
入りきらない芋はふかし芋としておやつに食べましたが、遠赤外線が効いたのか、ねっとり甘くて美味しい。
この出来なら干しても美味しいに違いない。
秋晴れの下、2日間干しました。
保存が利くようにするには、もっと日にちをかけてカラカラにしますが、すぐに食べるのであれば干しすぎない方が柔らかいです。
不恰好で市販品には劣りますが、満足できる甘くて美味しい干し芋ができました。
何より、素材から自分で作ったものってのがいい。