Windows7(64bit)からBZ50LTの設定を変更する
かかれこれ7~8年は使っている、OMRONのUPS、BZ50LTが、頻繁にアラームが鳴るようになりました。
自動テストを定期的に行う設定になっていて、長寿命の5年保証のバッテリが、とうとう限界になったんです。
それでも、少しはバックアップ時間があって、無いよりはマシなので、毎回アラームが鳴らないように、自動テストを停止させたいと思います。
標準でドライバが入っていることを期待して、とりあえずUSBケーブルで接続してみましたが、デバイスマネージャには、ヒューマン インターフェイス デバイスのUSB 入力デバイスに認識されてしまうようです。
本当は、仮想のCOMポートとして認識されないといけないので、OMRONのホームページでドライバを探しました。
手持ちのパソコンはすべてWindows7(64bit)なんですが、OMRONのホームページには、Windows7用のドライバがありません。
仕方がないので、UPSサービスドライバVer.3.3の64bit Windows OS用から、Windows XP Professional x64 Edition Windows Server 2003 x64 Editions (USB版<日本語/英語>)(AMD64/EM64T)をダウンロードして、解凍しておきます。
ドライバを入れ替えないといけないので、デバイスマネージャを開いたままで、USBケーブルを抜き差しして、どれがUPSなのか特定します。
プロパティの全般にある、場所を見て、判断するといいです。
特定したら、プロパティのドライバータブにある、ドライバーの更新から、解凍した中にある、Vcomm2k.infを指定します。
項目の名前と場所は変わりましたが、ドライバーにデジタル署名がされていないので、警告マークがついて、動作しません。
パソコンを再起動し、F8キーでブートオプションを選択します。
「ドライバ署名の検証を無効にする」にすると、署名がなくても使えるようになるようです。
ドライバが使えるようになりました。
OMRON UPS 設定ユーティリティをOMRONのホームページからダウンロードします。
ousu.exeを起動して、「バッテリ自動テスト機能を有効に」のチェックを外し、OKボタンを押せば設定が反映されます。
UPSとパソコンを接続しているUSBを抜き、パソコンを再起動して、作業終了です。