独身サラリーマンの初めて確定申告 e-Taxで1年前の損益通算
確定申告の時期になりました。
調べてみると、3年前までの損失繰越ができる。また、3年前までの損益通算ができるという記述を見つけました。
実はちょうど2年前くらいにサークルKサンクスの上場廃止があり、株式移管をして売却した際に20万円の損失が出ていました。
サークルKサンクス上場廃止(2012/02/27)
普段は楽天証券で売買していますが、このときは野村證券で売却したため、源泉徴収ありの特定口座にしていても、他社間の損益計算まではしてくれません。
2013年は楽天証券で87,547円、野村證券で-200,200円の損益になっていて、通算すると損失なので、楽天証券で税金を支払いすぎていることになります。
この複数の損益をまとめるのが損益通算です。
楽天証券の収益を引いても112,653円の損失がありますが、これを3年後まで引き継げるのが損失繰越です。
とりあえずは先に1年前の損益通算をします。
実家に籍があり住民票を移していないため、e-Taxで自宅のパソコンから確定申告をします。
必要な準備はこちらのサイトにまとまっています。
国税庁 e-Taxをご利用になる場合の事前準備等
必要なものは毎年年末調整の後に会社からもらっている給与所得の源泉徴収票です。
費用がかかる箇所としては、住民基本台帳カードの発行に500円、電子証明書の発行に500円、カードリーダの購入費用です。
カードリーダは一昔前のパソリ、SONY RC-S330を使いましたが、問題はありませんでした。
平成24年度分の確定申告ですが、パソコンのセットアップは平成25年分のセットアップで大丈夫でした。
ブラウザはOSがWindowsの場合はInternet Explorerを奨励していますが、結論から言うとMozilla Firefoxでも通りました。
いざ、確定申告の開始はこちらから。
国税庁 確定申告書等作成コーナー
以降、覚えのために資料を残しておきます。
税金の知識なしに進めているので、間違いがあるかもしれません。
参考にする場合は自己責任でお願いします。
同様に住所の入力、提出先税務署の選択をして次へ。
事業所の所在地云々は入力しません。
暗証番号を自分で決めて入力。英小文字と数字を含む半角8桁以上なので、注意。
秘密の質問と答えを入力します。
納税用確認番号を自分で決めて入力。こちらは半角数字6桁。
納税用カナ氏名は既に入力されていたのでそのまま。
メールアドレスを3つまで登録が可能です。
確認を押します。
確認画面が出るので、印刷しておきます。
送信を押します。
ここでも印刷をしておきます。
メインメールアドレスに入力したところにメールが届いているので、メールの到達確認のリンクをクリックして登録します。
再び作成開始から進めて、途中で利用者識別番号をお持の方を選択します。
利用者識別番号等の入力は、真面目に入力しても検索に引っかからなかったようなので利用者識別番号がお分かりにならないにチェックをして情報検索します。
先に表示されるのは今年の分なので、下のほうにある平成24年分の申告書等を作成するを選択します。
続けて、所得税の確定申告書を作成を選択します。
給与所得(源泉徴収票)と損益をまとめる源泉徴収口座の情報を入力します。
入力終了すると、還付される金額が表示されます。
ここに表示されるのは所得税分だけですが、提出される資料の第二表を見ると、ちゃんと住民税の控除も入っています。
住民税・事業税に関する事項を選択しても住民税の控除額が確認できます。
特に入力することが無いので入力終了を選択します。
送信にJavaを使っていて、セキュリティに引っかかります。
対策は楽天証券のテクニカルチャートのときと同じです。
JavaをアップデートするとSecurityExceptionが発生してJavaアプレットが動作しない(2014/01/16)
例外サイト・リストにhttp://www.keisan.nta.go.jp/を追加します。
データ保存しておけば、作成コーナにある作成再開から続きができます。
公的個人認証サービスのパスワードは、役場で設定する電子証明書のパスワードのことです。
住民基本台帳カードや利用者識別番号のパスワードではありません。
自分が送信した通知と、税務署が受信した通知が出たら完了です。
送信票を見ると郵送が必要な資料ものはないので、あとは待つだけです。
お疲れ様でした。
(2014/2/24追記)
平成25年分の損失繰越をしました。
前年の差引112,653円の損失を引き継ぎます。
この年は楽天証券でしか売買していませんが、アベノミクス効果で272,826円の収益が出たので、来年の損失繰越は無しです。
途中までは平成24年分の申告書を作成したときと同じなので省きます。
今度は平成25年分の項目のところで所得税の確定申告書を作成を選択します。
質問の内容が平成24年と違っていました。
収入については以下の項目のいずれかに当てはまる。にチェックをします。
その他の質問はいいえににます。
(ここで誤って3の項目にチェックを入れてしまいましたが、後の数値を入力する項目に入力をしなければ無視されます)
5の給与所得がある。と、11の株式等の譲渡所得等がある。にチェックをします。
給与所得は前年と同じく、源泉徴収票の入力をするので省きます。
株式等の譲渡所得等は、前年から繰り越された…をはいにします。(キャプチャは平成24年のもの)