中玉トマトの水耕栽培4か月
スーパーでトマトを見かけても、同じ値段でたくさん買える野菜に手が伸びてしまって、なかなか買えずにいます。
そんなわけで、ダイソーで売っている2袋で100円の中玉トマトの種を水耕栽培してみました。
発芽から最初の収穫まで4か月かかりましたが、成長に勢いがあるので育てていて面白いですよ。
2012年3月14日 発芽
種と一緒にダイソーで購入した、食器洗い用のスポンジに切り込みを入れて、種を1つずつ入れました。
スポンジに水をしみ込ませて、水を枯らさないように暖房の効いた部屋に放置します。
2012年4月6日
スポンジの底から根が出てきたら、ダイソーでプラコップとバーミキュライトと、水切りカゴを買ってきました。
カッターでプラコップの底にスポンジより小さな穴を開けて、スポンジをはめ込みます。
その上からスポンジが隠れるくらいにバーミキュライトを入れて、水切りカゴに置いただけです。
水耕栽培用の肥料だけはダイソーに無いので、ホームセンターで売っているハイポネックス微粉を使います。
ペットボトル2リットルに対して、ハイポネックスを2グラムの割合で溶かしています。
バーミキュライトが湿るまで注ぎ、液量が少なくなったら水道水を足しました。
液の肥料のバランスを保つため、1週間に1度、新しい液に交換しています。
2012年4月24日
室内の窓際に置いていますが、窓に近いほどグングン成長します。
同時に大きくなると、収穫が一度にきてしまうので、わざと差をつけることにします。
2012年5月6日
苗が倒れてきたので、園芸用の針金を支えにしました。
針金とカゴは、インシロックで縛ってあるだけです。
窓に向かって横に伸びるので、陽が届きにくい室内で育てることに限界を感じ始めた頃。
2012年5月23日
とうとうベランダに移動しました。
この頃には液の減り具合が大きくなるので、毎日水を足します。
2012年6月6日 開花
黄色くてかわいらしい花が咲きます。
トマトの育て方として、実を制限するために、脇芽が出たら手で取ることを奨励していることが多いです。
でも水耕の場合は養分が豊富なので、しなくても良いかもしれないと思って、後発の木は放っておくことにします。
先に取った脇芽は、水に浸しておくと根が出てきたので、こちらはポットに植えてやりました。
2012年7月4日
中玉トマトなので、ミニトマトより一回り大きな実ができました。
なかなか赤くならないので、じれったいです。
毎日2リットルの水を消費します。
一度水やりを忘れて、枯れかけました。
2012年7月11日
実の色が変わってきたかと思うと、すぐに赤くなります。
とりあえず1つ赤くなったので、収穫しました。
早く収穫しないと鳥に狙われたり、雨が降ると実が割れたりするそうです。
収穫したてを、そのままいただきます。
皮は少し硬めですが、中は甘くておいしいです。
まだ青い実がたくさんあるので、これからが楽しみです。