自家製ガセリ菌ヨーグルトを作る
今年の2月26日から、ダノンビオを種に、何世代も増やしたヨーグルトを食べ続けていました。
先週、ヨーグルトメーカの中にヨーグルトを2日間ほったらかしにしてしまって食べられなくなったので、ここで世代が途切れてしまいました。
200日くらい続いたことになりますが、途中から固まりにくくなっていたので、菌が弱っていたか、変質していた可能性もありますけどね。
代わりの菌を物色しにスーパーに行くと、こんなヨーグルトをみつけました。
雪印メグミルクの、長くとどまるガセリ菌ヨーグルトです。
ビフィズス菌とガセリ菌が混ざっているヨーグルトもあったのですが、どちらの菌が増えるのか見当がつかなかったので、ガセリ菌しか表記されていないものを買ってきました。1つ100円程度です。
買ってから調べてみて、色々わかりました。
今まで作ってきたダノンビオのBE80菌はビフィズス菌で、偏性嫌気性の菌です。
これは酸素に弱いので、なるべく酸素に触れさせない方が良いらしいです。
対して、ガセリ菌は通性嫌気性の菌です。
こちらは酸素があっても、なくても、生存できるようです。
何世代も続けるなら、こういった菌の方が自家製ヨーグルトに向いているのかもしれません。
とりあえず、増やしてみました。
1リットルのバロー牛乳に対して、ヨーグルティアの付属スプーンで種菌を2杯投入しました。
設定は40度を7時間です。
余ったヨーグルトは食べましたけど、粘り気のあるヨーグルトです。
脂肪分が抑えられているのと、甘味料を使っているので、正直あんまりおいしくないです。
1回目は綺麗にできました。
固まってはいるんですが、粘り気があるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
それと脂肪分がある分、オリジナルよりおいしいです。
2回目から、表面が綺麗になりません。
どうしても1回目より菌が弱ったり、雑菌の混入は避けられないようです。
表面を除けば1回目と同じ出来で、粘りがあるのは変わらないです。
1週間続けてみましたが、独特の粘りによるものなのか、食べるとお腹にたまる感じがします。
これが生きて腸に長くとどまる力なのか…
体に異常もなさそうだし、毎日快便なので、またヘマをするまではヨーグルト生活を続けると思います。
なお、自家製ヨーグルトは自己責任にて行ってください。