自家製R-1ヨーグルトを作る
去年の9月末から雪印の恵から培養を続けていたガセリ菌のヨーグルトは、最初のヨーグルトから毎週、何十世代も増やし続けていますが、それほど品質が落ちている気配がありません。
菌自体が強いのと、種菌を必要なときまで冷凍庫に保管しているのが良いのかもしれません。
お蔭様で毎日が快便です。
さて、インフルエンザに効くとして入手が困難だった、明治のR-1ヨーグルトを入手できたので、こちらも増やしてみました。
商品の陳列棚には1人2個までと書いてあったので、まだ品薄は続いているようです。
花粉症の季節に入り、免疫だとか、腸内環境の改善のために買い求める人が多いようです。
このヨーグルトの菌、1073R-1乳酸菌はブルガリア菌に分類されます。
ブルガリア菌は通性嫌気性の菌で、前回増やしたガセリ菌と同様、酸素があってもなくても生存できる、増やしやすい菌です。
ただし、ブルガリア菌は人の腸内で生存できないので、頻繁に摂取する必要があります。
今回も培養は、バローの乳脂肪分3.5の牛乳1リットルに対して、ヨーグルティアのスプーン2杯を投入しました。
タイマ設定は、最近のガセリ菌培養のときに1時間短く調整した、40度を6時間の設定のままで放置します。
余ったヨーグルトは食べましたが、最近食べた市販のヨーグルトといえばガセリ菌ヨーグルトなので、それとの比較になります。
商品名 | R-1ヨーグルト | 長くとどまるガセリ菌ヨーグルト |
内容量 | 112g | 100g |
無脂乳固形分 | 9.2% | 8.1% |
乳脂肪分 | 3.0% | 0.1% |
原材料名 | 生乳 乳製品 砂糖 甘味料(ステビア) |
乳製品 乳たんぱく質 寒天 香料 甘味料(ステビア) |
エネルギー | 89kcal | 35kcal |
たんぱく質 | 3.9g | 3.7g |
脂質 | 3.4g | 0g |
炭水化物 | 108g | 4.9g |
ナトリウム | 52mg | 40mg |
カルシウム | 138mg | 120mg |
栄養成分は内容量当りです。
砂糖不使用と乳脂肪分のカット、無理やり寒天で固めたようなガセリ菌ヨーグルトの製品はおいしくなかったですが、R-1ヨーグルトは通常市販されているヨーグルトの味です。
ガセリ菌のような粘りもなく、良くも悪くも、特徴の表現に困る、ごく普通のヨーグルトです。
増やしたヨーグルトを半日間、冷蔵庫に入れて完成です。
粘りは少ないですが、なめらかな食感です。
ガセリ菌は冷凍庫に入れっぱなしにして、しばらく食べ続けてみます。
これまでのヨーグルト培養の履歴です。
雪印メグミルク 長くとどまるガセリ菌ヨーグルト(2012年9月25日~)
https://dorara.net/636.html
ダノン ビオ(2012年2月26日~)
https://dorara.net/278.html
トップバリュー ヨーグルト(2011年12月12日~)
https://dorara.net/148.html